常滑温泉マーゴの湯はなぜ閉店?跡地の現在や再開の噂を徹底追跡
愛知県常滑市、中部国際空港(セントレア)の対岸に位置する大型商業施設「イオンモール常滑」。そのエンタメエリア「ワンダーフォレストきゅりお」の一角で、地元住民はもちろん空港利用客やサウナ愛好家から絶大な支持を集めていたのが「常滑温泉 マーゴの湯」でした。
2021年6月末の惜しまれつつの営業終了から時間が経過した今なお、「あのお風呂は最高だった」「また復活してほしい」と惜しむ声が絶えません。なぜこれほど愛された温浴施設が幕を閉じることになったのか、そして気になる跡地の現状や再オープンの噂はどうなっているのか、現地事情と最新情報を交えて詳しく紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2015年に開業した「常滑温泉 マーゴの湯」は、長引くコロナ禍と施設契約の節目が重なり2021年6月30日をもって閉館しました。
- 要点2:SNS等で「別企業による居抜き再開」などの噂が囁かれたものの、2026年現在において温泉施設としての復活計画は公表されていません。
- 要点3:現在はセントレア内の展望風呂「SOLA SPA 風の湯」や近隣のスーパー銭湯が代替施設として利用され、地域の温浴需要を支えています。
【経緯まとめ】常滑温泉マーゴの湯の誕生から営業終了まで
常滑温泉 マーゴの湯がオープンしたのは、イオンモール常滑のグランドオープンと同じ2015年12月のことでした。知多半島道路やりんくう常滑駅からのアクセスも抜群で、敷地内には本格的なサーキットコースやアスレチックが揃う複合リゾート的な空間が広がり、その中心的な癒やしスポットとして親しまれてきました。
名物となっていたのは、日本三名泉の一つである草津温泉の成分を再現した露天風呂や、高濃度炭酸泉、多彩なアトラクション風呂です。さらに、深夜まで営業していたことから、フライト前後の観光客や深夜便を利用するビジネスパーソンにとっても利便性の高い拠点として重宝されていました。
しかし、開業から約5年半が経過した2021年5月、突如として公式サイトや館内掲示板で2021年6月30日をもっての閉店が告知されます。突如の発表は利用客に大きな衝撃を与え、閉館当日には別れを惜しむ多くの常連客が詰めかけました。
惜しまれつつ幕を閉じた決定的な閉店理由と運営会社の判断
多くのファンに愛されていたにもかかわらず、なぜ営業を終了せざるを得なかったのでしょうか。その背景には、複合的な要因が存在します。
マーゴの湯の運営を手掛けていたのは、岐阜県関市でショッピングセンター「サンサンシティマーゴ」や温浴施設を展開する株式会社サン・ストラッセでした。同社は確かな温浴施設運営ノウハウを持っていましたが、2020年以降に直撃した新型コロナウイルス感染拡大による打撃は甚大でした。
特にイオンモール常滑という立地柄、インバウンドを含む空港利用客の激減と、度重なる緊急事態宣言や時短営業要請、サウナ・温浴施設の利用制限が経営に大きな影を落としました。さらに、商業施設内テナントとしての定期借地・賃貸借契約の更新時期が重なったことも決定打になったと見られています。設備維持費や光熱費が高騰し始める局面において、事業継続に伴うリスクを総合的に判断した結果の苦渋の決断でした。
【2026年最新】マーゴの湯跡地の現状と「再開の噂」の真相
閉館から年月が経過した2026年現在、マーゴの湯跡地はどうなっているのでしょうか。
閉館直後からサウナーの間では「設備が整っているため、別の大手スーパー銭湯チェーンが居抜きで買い取るのではないか」「イオン側が後継の温浴業者を誘致しているらしい」といった再開の噂がネット上で飛び交いました。しかし、これらはファンの期待から生まれた推測に過ぎず、温浴施設としての直接的な再オープン計画は実現していません。
イオンモール常滑全体としては、屋外体験型エリアのリニューアルやエンタメ機能の再編が順次進められており、かつて温浴棟として稼働していた建物周辺も商業空間全体の最適化に合わせた利活用が模索されています。温泉としての復活を望む声は根強いものの、大規模な温浴設備の改修・運用コストの壁は高く、現状は新たな日常型コンテンツへと役割をシフトしています。
ファンを魅了したサウナと温泉|当時の口コミ評判とネットの反応
営業当時、マーゴの湯は東海エリアのサウナコミュニティでも非常に高く評価されていました。今振り返っても、そのスペックとホスピタリティの高さは際立っています。
特に人気を集めていたのが、男湯・女湯ともに備えられていたタワーサウナと定期開催のロウリュイベントです。広いサウナ室で熱波師がタオルを振るアウフグースは毎回満員になるほどの盛況ぶりで、しっかりと冷えた深めの水風呂とのコンビネーションは「完璧にととのう」と絶賛されていました。女性浴室には美肌効果の高い塩サウナも完備されていました。
当時の口コミ評判やネット上の反応を振り返ると、以下のような声が数多く記録されています。
「セントレアから海外へ行く前、帰国直後に必ず寄っていた。旅行の締めくくりに最高の場所だった」
「露天スペースの外気浴エリアが広くて、海風を感じながらととのえるのが格別だった」
「マンガコーナーやお食事処も充実していて、家族で丸一日過ごせる最高のスーパー銭湯だったのに本当に寂しい」
単なる商業施設併設の風呂にとどまらず、地域住民のサードプレイスとして確固たる地位を築いていたことが伺えます。
知多半島・常滑エリアで楽しむ!おすすめの代替スーパー銭湯&サウナ
マーゴの湯の閉館により、常滑周辺で「お風呂やサウナを楽しみたい時はどこへ行けばいいのか」と悩んでいる方も多いはずです。現在、代替施設としておすすめできる注目の温浴スポットをピックアップしました。
1. SOLA SPA 風の湯(中部国際空港セントレア内)
国内の空港でも珍しい、飛行機と伊勢湾を望む展望風呂です。サウナや水風呂はもちろん、滑走路を離着陸する航空機を眺めながら入浴できる開放感は唯一無二。空港利用時はもちろん、知多ドライブの立ち寄り湯としても最適です。
2. ごんぎつねの湯(半田市)
常滑のお隣、半田市にある本格天然温泉。滝のように流れ落ちる源泉かけ流しの熱湯が自慢で、濃厚な塩化物泉が体を芯から温めてくれます。純和風の落ち着いた風情を味わいたい温泉ファンにイチオシです。
3. 天然温泉 コロナの湯 半田店(半田市)
サウナや露天風呂、充実した岩盤浴エリアを備える大型スーパー銭湯。定期的なロウリュイベントや広々とした休憩スペースがあり、マーゴの湯のように1日中ゆったり過ごしたい方にぴったりです。
【常滑温泉 マーゴの湯】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:常滑温泉マーゴの湯の回数券やポイントカードは現在どうなっていますか?
A1:閉館時にアナウンスされた通り、未使用の回数券等の払い戻し受付期間はすでに終了しています。現在、同系列の岐阜県関市「倉知温泉マーゴの湯」等での利用や返還対応は行われていません。
Q2:イオンモール常滑の中に新しく温泉ができる計画はありますか?
A2:2026年現在、イオンモール常滑敷地内に新たな温泉・温浴施設を建設・開業する公式発表はありません。商業施設内のエンタメおよびアウトドア体験型エリアとしての活用が進められています。
Q3:常滑市内で深夜や早朝に入浴できる温浴施設はありますか?
A3:現在、常滑市内りんくうエリアで深夜・早朝の通し営業を行っている独立型スーパー銭湯はありません。セントレア内の「SOLA SPA 風の湯」等の営業時間を事前に確認して利用することをおすすめします。
まとめ:愛された名湯の記憶と知多半島の温浴カルチャーのこれから
常滑温泉 マーゴの湯は、空港隣接というユニークな立地と本格的な温泉・サウナ設備で、多くの人々に特別な時間を提供してくれた名施設でした。時代の変化や環境の逆風によってその歴史に幕を下ろすこととなりましたが、そこで培われたサウナ熱や温浴体験の魅力は、今も知多半島エリアの様々な施設へと受け継がれています。
旅の途中に立ち寄る空港の湯や、近隣の個性豊かな天然温泉巡りなど、形を変えて知多の湯めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか。 (出典: 常滑 温泉 マーゴ の 湯(Yahoo!ニュース))