ハリポタ聖地レドンホールマーケット攻略!ロケ地・名物パブ・行き方解説
ロンドンの金融街「シティ・オブ・ロンドン」の摩天楼群に囲まれ、突如として19世紀のヴィクトリア朝へタイムスリップしたかのような優美な空間が広がるレドンホールマーケット(Leadenhall Market)。細密な装飾が施された鉄骨とガラスのアーケード天井、重厚な石畳の通路は、世界中の建築ファンや旅行者を魅了し続けています。
映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の象徴的なロケ地としても名高いこのマーケットは、歴史ある建築美を味わうだけでなく、現地のビジネスパーソンで賑わう伝統的なパブ文化を体験できる屈指の観光拠点です。本稿では、ハリポタファン必見の撮影ポイントからおすすめの名物パブ、2026年最新のアクセス情報や効率的な回り方まで、現地の空気感とともにお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:映画『ハリー・ポッターと賢者の石』に登場する魔法界への入口「漏れ鍋」や「ダイアゴン横丁」のロケ地・モチーフとして世界的人気を誇る。
- 要点2:14世紀発祥の歴史を持ち、現在のヴィクトリア様式アーケードはタワーブリッジも手掛けた名建築家ホレス・ジョーンズによる傑作建築。
- 要点3:入場料は無料で24時間通り抜け可能。名物パブ「ザ・ラム・タバーン」をはじめ、シティの活気と英国パブ文化を肌で体感できる。
【映画ファン必見】映画『ハリー・ポッター』のロケ地!ダイアゴン横丁と「漏れ鍋」の正体
レドンホールマーケットが世界中の観光客から絶大な人気を集める最大の理由の一つが、映画『ハリー・ポッター』シリーズの聖地巡礼スポットである点です。第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』において、ハグリッドがハリーを連れて魔法界へと足を踏み入れるシーンの撮影がここで行われました。
最も有名な撮影スポットが、魔法使いが集うパブ「漏れ鍋(The Leaky Cauldron)」の入口として使われた一角です。マーケット内の細い路地である「ブルズ・ヘッド・パッセージ(Bull's Head Passage)」へ進むと、映画の画面そのままの青いファサードを持つ店舗が現れます。作中では黒ずんだ寂れたパブの扉として映し出されていましたが、実際はメガネ店(眼鏡店)として営業している実在のテナントです。店頭で記念撮影を行うファンが後を絶ちません。
さらに、マーケット全体を覆う壮麗なアーケードの景観は、ホグワーツ魔法魔術学校の生徒たちが学用品を買い揃える「ダイアゴン横丁(Diagon Alley)」の街並みイメージそのもの。映画のセットデザインにも強いインスピレーションを与えたとされ、足を踏み入れるだけで映画のワンシーンに入り込んだような高揚感を味わえます。
【歴史と建築美】14世紀から続くロンドン最古級市場の圧倒的見どころ
レドンホールマーケットのルーツは極めて古く、1321年に食肉や家禽類の取引市場として開設されたことに始まります。ローマ時代にはフォルム(公共広場)が存在していた歴史的要所であり、700年以上にわたりロンドンの商業の中心地として機能してきました。
現在の壮麗な姿が完成したのは1881年のこと。ロンドンの象徴であるタワーブリッジやスミスフィールド・マーケットを手掛けた伝説的建築家、サー・ホレス・ジョーンズ(Sir Horace Jones)によって設計されました。英国の重要文化財である「グレードII*(指定建造物)」にも登録されています。
見どころは、バーガンディレッドとディープグリーン、クリームゴールドで彩られた優雅な錬鉄製のフレームと、柔らかな自然光を採り入れるガラス屋根のドーム構造です。周囲を取り囲む超近代的なガラス張りの超高層ビル群(The GherkinやLeadenhall Buildingなど)と、ヴィクトリア朝のクラシカルな建築美が見事に共存するコントラストは、ロンドンならではのダイナミックな都市景観を生み出しています。
【グルメ&名物パブ】本場の熱気を体感!おすすめパブ・レストラン
レドンホールマーケットは、目で楽しむだけでなく、ロンドンの本物の食と社交文化を肌で体験できるスポットです。特に夕方以降は、金融街「シティ」で働くビジネスパーソンたちが仕事を終えて集まり、パブの外までエール片手に談笑する活気に満ちあふれます。
マーケットを代表する老舗が、1780年創業の歴史を誇る伝統的パブ「ザ・ラム・タバーン(The Lamb Tavern)」です。ヴィクトリア調のクラシックな内装が残る店内では、英国を代表する銘柄「ヤングス(Young's)」のリアルエールをはじめ、伝統的なフィッシュ&チップスやサンデーローストを提供しています。階下のバー、1階のパブ、2階のダイニングルームとフロアごとに異なる趣があり、観光の合間の休憩にも最適です。
また、市場内には落ち着いた雰囲気のワインバーや、本格的なアルゼンチンステーキ、モダンフレンチを提供するレストラン、軽食がテイクアウトできるカフェやチーズ専門店なども充実。観光客向けの商業施設にとどまらず、地元ロンドナーの日常に根ざした上質なグルメが揃っています。
【アクセス&回り方】最寄り駅からの行き方・営業時間・所要時間
レドンホールマーケットはロンドン中心街(ゾーン1)に位置し、地下鉄(チューブ)の主要駅から徒歩圏内という抜群のアクセスの良さを誇ります。
【主要な最寄り駅と徒歩ルート】
- モニュメント駅(Monument Station / サークル線・ディストリクト線):徒歩約4分。最も近く平坦なルートです。
- バンク駅(Bank Station / セントラル線・ノーザン線・ウォータールー&シティー線・DLR):徒歩約5分。各方面からの乗り換えに便利。
- フェンチャーチ・ストリート駅(Fenchurch Street Station / ナショナル・レール):徒歩約5分。
- リバプール・ストリート駅(Liverpool Street Station / 各地下鉄線・エリザベス線):徒歩約10分。
【営業時間と入場料】
マーケットの通路自体は公道扱いのため入場料は無料で、24時間年中無休で通り抜けが可能です。ただし、内部のショップやレストラン、パブの営業時間は各店舗により異なり、平日は概ね10:00〜22:00前後、週末は休業または短縮営業となる店舗が多くなります。
【観光の所要時間目安】
建築の見学やハリー・ポッターのロケ地撮影をサクッと楽しむだけであれば所要時間は約30分〜45分。パブでエールを一杯楽しんだり、レストランで食事をとる場合は1.5時間〜2時間程度を見込んでおくとゆったり滞在できます。
【2026年最新】ロンドン・レドンホールマーケット観光を120%楽しむ撮影&訪問のコツ
訪問の目的によって、訪れるべき曜日と時間帯を戦略的に選ぶのがレドンホールマーケットを最大限に満喫する秘訣です。
写真撮影・建築鑑賞を最優先したい場合:
土曜日や日曜日の午前中、または平日の朝早い時間帯(8:00〜9:30頃)の訪問がベストです。シティのビジネス街が休業となる週末は人通りが一気に減り、映画の世界そのままの静謐なアーケード空間や壮麗な天井画を、周囲に人が写り込まない状態で心ゆくまで撮影できます。
活気あふれるロンドンの雰囲気を楽しみたい場合:
木曜日や金曜日の17:00〜20:00頃が狙い目です。スーツ姿のビジネスパーソンで通路が埋め尽くされ、ビールグラスを片手にパブの外まで溢れ出す「本場ロンドンのパブ文化」の熱気とエネルギーを体感できます。
また、徒歩5分圏内にはロンドン市内を一望できる展望庭園「スカイ・ガーデン(Sky Garden)」や、ロンドン大火記念塔(モニュメント)、少し足を延ばせばタワーブリッジやロンドン塔などの主要名所が密集しています。これらと組み合わせた半日ウォーキングコースを組むと、極めて効率的なロンドン観光が実現します。
【レドンホールマーケット】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:映画『ハリー・ポッター』の「漏れ鍋」の扉はどこで見つかりますか?
A1:マーケット中央の交差点から入る脇道「ブルズ・ヘッド・パッセージ(Bull's Head Passage)」の42番地に位置しています。現在は青い外観のメガネ店(眼鏡店)として営業しており、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』でハグリッドとハリーが通り抜けた入口そのままの佇まいを残しています。
Q2:土曜日や日曜日に行っても楽しめますか?お店は開いていますか?
A2:建物の入場自体は24時間可能でいつでも美しい建築や撮影を楽しめますが、金融街に位置するため、飲食店舗やショップの大半は土日祝日に休業または営業時間を短縮します。混雑を避けて静かに建築写真を撮りたい方には週末が最適ですが、食事やパブでの飲食を楽しみたい方は平日(月〜金)の訪問をおすすめします。
Q3:入場料の支払いや事前の入場予約は必要ですか?
A3:入場料は完全無料で、事前予約も一切不要です。屋根付きの公共アーケード(公道)となっているため、天候に左右されず誰でも自由に散策できます。
Q4:周辺のおすすめ観光スポットとあわせた所要時間はどれくらいですか?
A4:レドンホールマーケットの散策に約45分、徒歩数分の「スカイ・ガーデン(事前予約制・無料展望台)」や「タワーブリッジ」「ロンドン塔」を巡るルートを組む場合、全体で半日(約3〜4時間)の観光プランが組めます。
まとめ:歴史と魔法の世界が交差するレドンホールマーケットへ
ヴィクトリア朝の荘厳なガラス建築美、映画『ハリー・ポッター』の魔法界への扉、そしてロンドンの伝統が息づくパブの賑わい。レドンホールマーケットは、ロンドンの重厚な歴史と現代のカルチャーが見事に融合した特別な空間です。
金融街の摩天楼の足元に広がるこの美しいアーケードへ足を踏み入れれば、日常を忘れさせる幻想的なひとときが待っています。ロンドンを訪れる際は、ぜひ旅のプランに組み込んで、その唯一無二の魅力を体感してみてください。 (出典: レドン ホール マーケット(Yahoo!ニュース))